初めての茶会楽しみ方教えます

【第6章】<お道具の名称の説明>





お茶が一通りお客様に行き渡る間、正客と亭主の間では色々なお話が交わされます。
今日使っている道具(釜、水指、茶碗など)の謂れや、軸や花の話からお菓子やお茶の話まで多岐に渡る話が出てくるでしょう。
正直言って、聞いていても半分もわからないかも知れませんが、ここは一つ後学のためによく聞いていてみて下さい。 何か一つ為になる話が あるかもしれませんんよ。

ここで、茶会で使われる、主だった道具の名前を紹介しておきましょう。


◎炉と風炉(写真は風炉2種)

「炉」は、畳に四角い穴をあけたような囲炉裏の小さなものです。
11月から4月までの間使用します。 5月から10月までの間 
は「風炉」という持ち運びできる炉を使います。        
両方とも正式には炭を使用しますが、最近は電熱器を入れたもの 
も使われます。                       
これに釜を載せて湯を沸かしておきます。           


◎茶筅(ちゃせん)と茶杓(ちゃしゃく)                   

茶筅は、お茶をかき混ぜる道具です。 竹を細かく裂いてささら状にしたものです。
茶杓は、お茶をすくう道具です。 竹の棒状で先が丸く曲がっています。     


◎建水(けんすい)                             
建水は茶碗を洗った水を捨てる器です。 陶磁器が多く、金属製や木製のものもあ 
ります。 茶碗より少し大きめの形状です。                  


◎蓋置と柄杓(写真は蓋置の数々)

蓋置は釜の蓋を取ったときに載せたり、柄杓を載せたりします。 
竹の輪切りや、それと同じ形状の陶磁器が主ですが、それ以外  
にも材質や意匠には様々なものがあります。柄杓はお湯や水を  
茶碗に汲む時に使用します。 竹で出来ています。       


◎水指(みずさし)                             

茶碗を洗ったり、釜に水を足したりするための水を入れておく入れ物です。    
ほとんど陶磁器が使われます。 木製の場合もあります。            


◎茶碗と茶巾(ちゃきん)                          

茶碗は説明するまでもありません。 茶巾はそれを清める麻の清浄布です。    


◎薄器(うすき)なつめ                           

抹茶を入れておく入れ物を薄器と言いますが、 
九割以上「なつめ」という薄器が使用されます。
そのため薄器と言うより「なつめ」と呼ぶ人が 
ほとんどです。               


◎棚                               

水指を飾っておくもので、使われる場合と使わない場合があります。       
書院風の茶の名残りが極限まで簡略された現れです。 ほとんど木製ですが、   
形は様々なものがあります。                         

   
棚の色々です。 中には水指が飾ってあります。






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