【詰】つめ
茶壷に茶を詰めた茶師のことを指す。濃茶などではどこのお茶かを聞くために、茶名と詰めを尋ねるのが約束。また茶席に招かれたときの客のうち末客を詰と呼ぶ場合もある。
【蹲い】つくばい
茶席にはいる前に、手と口をすすぐのが約束。 そのための水を石をくりぬいたものに貯めておくが、これを蹲いと言う。蹲い杓を用意しておく。蹲い石の他に手燭を置く石、湯桶を置く石などの配置も決まっている。
【筒茶碗】つつちゃわん
通常の茶碗より径が小さく細長くなっている茶碗。極寒の時季だけに使う。そのため茶筅も長めのものを使用。寒い時季にお茶が冷めにくいようにという配慮である。
【続き薄茶】つづきうすちゃ
濃茶の後、後炭を行い次に薄茶に移るが、炭の熾りがちょうどよい場合など、正客の気働きで後炭を省略して「続けてお薄を」と所望する場合がある。しかし、いくら炭が充分だからとは言え亭主側からは「続けてお薄を」とは言わないのが礼儀。ただし、朝茶事や夜咄は時間が長引くのを避けるために続き薄茶が約束である。
【亭主】ていしゅ
茶事を催す主催者。 亭主が茶事を催す場合、まず客を決め、その季節や茶会の主旨にあった道具を決め、懐石の献立を決め、花を決めなければならない。 更に本式には、茶を挽いたり、黒文字を削ったり、青竹から箸や蓋置き灰吹き切ったりしなければならない。 極めて高度な知識と技術を要求される。
【点前】てまえ
客の前で亭主が茶を点てる一連の所作のことをさす。一種類ではなく、道具や客の種類、季節などで様々な点前がある。 また、炭をつぐものを炭点前という。
【道安】どうあん(1546〜1607)
利休の先妻との間の子。後妻の連れ子であった小庵と同い年であるが、利休の茶の湯は小庵の子宗旦が継いだ。
【床の間】とこのま
もともと書院造りでは上段の間をさした。すなわち貴人が座す一段高くなっている部分である。これが茶室のなかで形式化されていった。現在は、軸や花、香合などを荘る部分として用いられる。この床の形式も様々あって、それによっても茶室の分類が可能である。
【共蓋】ともぶた
水指や釜で、蓋の材質が身の材質と同じものを指す。
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