***** 安谷流野営釣行のすすめ *****


【番外編】 高度計の話
執筆者:安谷修氏


渓流釣りと高度計の利用


埼玉県・秩父の源流釣りは、かなり急傾斜の沢の登行をともなうことがあります。

荒川最源流の股ノ沢や真ノ沢の場合、入渓点が標高1225メートル。股ノ沢の魚止めが標高約1515メートル。

真ノ沢の魚止めは、それより高いと思われます。 竿を出している間の標高差だけで、約300メートル

こんなところにイワナが棲んでいるなんて、不思議ですね。        
私(安谷)は、ここのイワナは氷河期からずっとここにいたのではなく、昔の山人たちが、魚止め滝の上に少しずつ放流を重ねたことで、今の秩父のイワナ域ができたと信じています。
山形の渓もそうではないかなぁ。

ですから、源流を釣るときには、よくよく心して、感謝の気持ちを忘れずに釣行したいと思っています。

郁楓さんと同様、私も地図とコンパスはいつも携帯します。 よく知らない沢を行くときなどは、高度計も使います。腕時計に高度計の機能のついたものです。

コンパス付き腕時計
これは、気圧から高度を算出して表示するものなので、気圧の変化によって表示される値が変化してしまいます。 ですから、はっきりした支流の出合などについたとき、そのつど高度を修正しないと使いものになりません。

高度計で現在地がある程度わかるのは、修正後1〜2時間以内と思っておいた方がよいでしょう。 過信は禁物です。現在地点の把握は、地形図の読みが基本です。

ところで、高度を修正する時に、ついでに気圧の変化を読んでおきましょう。
気圧が上がって(実際の高度より低く表示される)いれば問題ないし、気圧が下がり気味(実際より高く表示される)でれば、場合によっては、帰り支度をした方がいいですね。

幕営の時には、設営を終えてから、気圧の変化を数時間ごとに、メモに記録します。

メモリー機能がついていて、棒グラフで気圧変化を表示してくれる機種もあります。 これによっても、翌日のお天気がある程度予想できます。
私は天気図が書けないので (^^;)、お天気は腕時計で想像することが多いです。


   このページは「番外…高度計の話」です。


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