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山形県大江町の奥、柳川(やながわ)に戸数わずかに3軒という、誠に侘びた集落がある。 豚臥洞(とんがどう)はその3軒のうちの1軒である。 その建物は、ゆうに130年の時を経ており、ご主人が、少しずつ手を加えてはいるが、その風雪に耐えた歴史ある味わいは少しも損なわれることなく、鄙びた山家の趣を醸し出している。 まさに釣り人の宿としてはピッタリと言えよう。 豚臥洞のご主人は経験豊富な第一級の渓流釣り師で、山本素石さんの謦咳にも接しておられる。 その素石さんも何度かこの豚臥洞に足を運んだという。 また、現代の著名釣り人にも知己が多く、その人脈の広さには驚かされる。 さて、この豚臥洞、釣り人の宿として立地環境が誠に素晴らしい。 まず、月布川までは車で10分。 この月布川はサクラマスの孵化場が上流にあり、毎年サクラマスの稚魚を放流している。 そのまた上流は古寺川となり朝日連峰の水を集める山岳渓流となる。 また、最近全国的に有名になってきた寒河江川C&R区間(大井沢)までは車で25分で到達できる。 その他にも、朝日連峰の山形内陸方面の各水系へのアクセスも容易である。 実は、ご主人は普段は東京で暮らしておられる。 泊まりの予約が入ると、奥様と一緒に車をすっ飛ばして山形入りをするのだ。 つまりはっきり言って採算度外視。 より多くの釣り人に、山形の渓流の魅力を十分に満喫してもらいたい一心である。 泊まってみるとわかるが、実にアットホームな宿である。 山形の渓流を堪能したい方はもちろん、田舎暮らしに興味の方も、一度は訪れてみる事をお勧めする。 宿代は驚くことに1泊2食付きでなんと5000円である。 囲炉裏端で奥様の手料理(山菜料理や山形名物芋煮がメイン)に舌鼓を打ち、ご主人の釣り談義に耳を傾けながら干す地酒の味も又格別である。 所在地:山形県西村山郡大江町大字柳川字矢引沢622 洞 主:坂本 竜豚 氏 電 話:0237-64-2845 ただし、予約は東京連絡先へ 042-551-8972 予約の際は、ダメもとで「郁楓庵で見ました」と言ってみてください。 なにかサービスがあるかも...(^^; なお、豚臥洞と郁楓庵は車で30分。 ご連絡いただければ遊びにお伺いします。(^^;; |
