レベルラインテンカラ講座

【第2章】テンカラ入門(導入編)

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ひとくちにテンカラといっても,実際は実に様々な方法があります。 ここではテーパーラインを使わずレベルラインを使うレベルラインテンカラを紹介します。


まずは仕掛けの説明から始めましょう。

【1】竿 

特別にレベルライン専用とかいう竿はありません。 市販されている竿も大分よくなってはきたのですが、まだ使い物にならない竿もありますので、目安としてご紹介しますと...。 

  ※リョービのワンダーカーボSS 3.1m (3.5mではなく3.1m)
  ※天空テンカラ渓愚スペシャル32PRO3.2m 

リョービのそれは軽く柔らかく感じます。こんな感じがレベルに向きます。 渓愚スペシャルの方は少し堅く重く感じるでしょうが、疲れる程ではないでしょう。 軽く振るだけで飛びます。肉厚を厚めに作っているらしいので大物にも耐えられるようです。

これらの調子を参考にして好みで選ぶといいでしょう。

長さは対象となる釣り場によって異なりますが、3〜3.5m程度の竿が使いやすいと思います。(標準は3.3m) テンカラでは、ラインの長さを調整することによって釣り場に適応しますので、3m程度の竿でも本流を釣ることは十分に出来ます。
逆に余りに長い竿は自重が軽くても空気抵抗で重く感じたり振りにくさを感じる場合が多くなります。

【2】ライン+ハリス

ラインにはフロロカーボンの糸を使います。 ナイロンに比較して比重が重く、振り込み易いためです。 但し、同じフロロカーボンといっても硬軟さまざまですので、思い切って指定してしまいますと、【TORAY トヨフロンLハード 4号】がおすすめです。  50m巻きで売っています。

ハリスはあまりこだわりませんが,やはりフロロカーボンが振り込みやすいと思います。 私は【TORAY トヨフロンLハード1.5号】を使用していますが、好みで0.8号〜1.5号程度かと思います。


※ハリスが太いと渓魚に気づかれるかどうかですが、私は関係ないと思っています。 レベルラインはテーパーラインに比べて振り込みにくいという欠点があります。それをカバーするためにも1.5号程度にした方が振込やすくていいと思います。それと、別章で後述するソフトな振込みをするには 1.5号が楽です。


【3】竿、ライン、ハリスの長さ(仕掛け)

標準仕掛け長=竿3.3m+ライン3.6m+ハリス0.6m程度です。      
竿の長さと同寸+α(30〜45p)にラインをとり、ハリスは0.6mと憶えて下さい。 ハリスを普通に長くとると、うまく飛びません。 これがレベルラインテンカラの大きな特徴です。 全長を長くしたり、短くするには,ラインの長さを調整します。

以下、一応の目安ですが
   ※源流部(竿は3〜3.3m)
     ラインの長さ(竿の長さから−0cm〜−30cm)+ハリス60cm

   ※普通渓流(竿は3.3m標準)
     ラインの長さ(竿の長さに+0cm〜+40cm)+ハリス60cm

   ※本流部 (竿は3.5M標準)
     ラインの長さ(竿の長さに+1m〜1.5m)+ハリス60cm 

どうです?ものすごくシンプル,かつ経済的,かつすぐ作れる、言うことなしです。

(注1)仕掛けの長さで,竿の全長を超える部分をバカという。 バカの長さが1尋を越えると極端に扱いにくくなるが8mもの長仕掛けを自由に操る人もいます。
(注2)1尋とは,「両手いっぱい広げた長さ」をいい、1.6m〜1.8mくらいで、おおよそ自分の身長ほどです。 矢引きとは、「片腕長+胸幅」を指し、ハリスの長さを表現するときに使われます。

先の説明では、0.6mとしたが,好みで1.0mくらいまでなら問題なく飛びます。

【4】毛鈎

100人のテンカラ師が自信毛鈎をもちよれば、何百種もの毛鈎がそろいます。 要するに、あれはダメ,これはダメというものは少ないと思って下さい。 自分の毛鈎に自信を持ちましょう。 疑いを持ったままでは楽しくないですよ。 
【そうめにすと倶楽部】メンバーの自信毛鈎画像を参考にして,大体似ていれば絶対 大丈夫です。 

最初は市販品を購入してもいいでしょう。気楽にやってみましょう。 但し、蛾に似せて巻いたような毛鈎はあまりおすすめできません。 慣れてきたら自分で巻いてみるのがいいですね、楽しいものです。 シーズンオフ中はこれで禁断症状を紛らわす事が出来ます(^^;; 

以下、次の章では実技について述べてみましょう。

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