レベルラインテンカラ講座

【第10章】木化け・石化け

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そっと近寄る? 遠くから振り込む?

遅合わせで有名な瀬畑雄三さんのテンカラ理論も面白いですね(^_^)

「極論すれば、毛鉤なんて何でもいい」 
「ポイントすら適当で構わない」  
「とにかく毛鉤を遠くから振り込むことがすべてだ」ですからねえ。 

でも一理あります。いや一理も二理もあります。 確かにアプローチがまずく渓魚を追い込んでしまってからでは、どんなに上手く毛鉤を振り込んだとしても、釣果は望み無しです。 その為には、出来るだけ渓魚から気づかれないように遠くから毛鉤を振り込みなさいと言っているわけですね。

でも、残念ながらレベルラインテンカラではこの手が使えません。 どう頑張ってもレベルラインテンカラではテーパーラインに比べて、距離が出ません。 ですから、私は歩き方とアプローチには気を使います。

冨士流テンカラの盟主である富士弘道さんのビデオは見たことがありますか? 全体に動作そのものが、ゆったりと感じられます。 水中を歩く時には、普段のスピードの半分で歩くつもりで足を動かす事がコツでしょうか。ゆっくり静かに歩いて下さい。
そして、姿勢を低く保つように意識する。 これを意識するだけでアプローチが変わります。

木化け、石化けというような言葉があります。 いずれも気配を悟られず、自然の一部と化すことを表現するものですが、こういう言葉を覚えておくだけでも役に立つでしょう。 ちょっとした気配りで近づけるかもしれませんよ(^_^)

私たち「そうめにすと倶楽部」のメンバーは皆さん源流部の狭い沢が大好きですので、遠くから振り込むなんてとても出来ない相談です。 ですから、静かに静かにアプローチするしかないんですけどね。

もしも釣果が上がらないという場合、毛鉤の選択にあれこれ迷うよりは、アプローチが拙くないか?動作が大きくないか?等をチェックするのがいいかもしれませんね(^^)

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