レベルラインテンカラ講座

【第17章】実技編補足(握り)

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市販のテンカラ竿を見て下さい。 結構握りが長く作ってありますが、これには理由があります。

テンカラ竿は一日中振り回す訳ですから、とにかく軽く丈夫で、持ち重りがしないことが条件になります。 そして、更に握りを長くすることで持ち重りを防ぐねらいがあるわけです。

従って、竿を握る場所は握り部の上部が正解という事になります。 上部を握ることによって、余した握り部がバランスを取る役割を果たします。 更に、そうすることによって、振り下ろしすぎた場合にはですが、振り込みの時に余した握り部が肘に当たりますね。
これが、振り込み動作において振り下ろし過ぎにならないように防止してくれますので、初心のうちは厳格に守った方がいいと思います。 自然に振り込み動作がコンパクトになって、肘に当たるなんてことはなくなってくるものです。

握り方には色々ありますが、俗に言う「サムオントップ」「バット式」「杉本式」「人差し指式」に大別されます。 それぞれそれなりの理由とメリットがあるわけですが、「杉本式」又は「人差し指式」をお勧めします。 コントロールが付けやすいんですね。 

                           

握りの色々:左から「杉本式」「人差し指式」「サムオントップ」「バット式」

さて、実際に握ると、握り部の始まり部分を握るわけですから、人差し指は当然軽く竿に当たっているはずです。 握るのは小指、薬指、中指の3指で、親指と人差し指は軽く添えられて、ストッパーの役割を果たす感じですね。

親指と人差し指の間が振り込みするときに竿を上下する範囲だとでもいえばいいのでしょうか。 5本の指でがしっと握るわけではありませんよ〜。 ついでにいいますと、合わせの時ですがこの時はぎゅっと竿を握りますよね。 この、ぎゅっと握る事が合わせを助ける働きもします。

(注)慣れてくるとどんな握り、どんな振り込みでも可能になります。 天野さんの握り&振り込みなんてまさしくそうです。 もちろん理由があってそうしているわけですが、初心者はやめた方がいいですね。 自分の型が出来上がってからにしましょう。

(注)これを書いているおかげで自分の握りはどうなっているんじゃ?と見直す事が出来ました。 私の握りは正直にいうと、人差し指式の変形でした。 でもまあ、許せる範囲かと。

(注)サムオントップが悪いわけではありません、念のため。 それどころか、振り込み時のフォロースルーをやる場合には特に有効ですが、ややコントロールつけにくいものでお勧めしませんでした。

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