
| ピックアップをやや強く、振り込みはややソフトに、コンパクトな動作で、がレベルラインテンカラのコツです。 まず、このことを忘れないで下さい。 |
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1.バックキャスト 実はこれが大切です。 イメージとして、後方へ振り上げる感じにします。 腕は12時が最大で、これ以内で止めることが大切です。 振り上げるわけですから、ラインは当然ななめ後方に伸びることになります。 それを、次に振り下ろす感じのフォワードキャストにつなげるわけです。 正確にはピックアップとフォワードキャストの間にはポーズが入ることは入門編で述べた通りですからね。 (ラインが斜め後方に伸びきるのを待ち前振り動作に入るのです) 2.フォワードキャスト&フォロースルー 理想的には斜め後方に振り上げたラインが伸びきる寸前にフォワードキャストに入るのがいいでしょう。 でも、ラインが伸びきる前後でフォワードキャストの動作に入れば実際上は大丈夫ですのでご安心を。 フォワードキャストは、コンパクトに振り下ろす感じでスタートしますが、同時に極端にいえば腕を前方に突き出す感じの動作(フォロースルー)とミックスさせ、竿の角度は45度でぴたっととめます。 腕を前方に軽く突き出した状態で、竿は10時くらいでとめた状態で止まる訳です。 要するにフォワードキャストで竿を振り下ろすわけですが、腕を前方に軽く突き出し(フォロースルー)ながら振り下ろすわけです。 この振り下ろすスピードですが、とにかく軽くやってみて下さい。 案外簡単に飛ぶものです。 尚、以前に肘を出来るだけ体から離さないで...という書き方をしたと思いますが、体の横方向にという意味ですのでお間違いなく。 ピックアップするときに特に注意して体の横方向に肘をあまり離さないように気を付けることが大切です。 フォロースルーは肘というか腕を前方に突き出す感じですからね(^_^) |
![]() 写真左から 「バックキャスト」 「フォワードキャスト」 「フォロースルー」 |
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この、腕を前方に突き出す感じの動作(フォロースルー)がないと、当然ラインは直線的に水面に突き刺さる感じで飛びます。 風の強いときなど故意にこう振り込む場合もありますが、普段はまずい事になります。 毛鈎が水面に突き刺さる感じで飛びますのでまず、水面へのダメージ、刺激が強くなり過ぎます。もう一つは、飛距離が出ません。これは面白味に欠けます。 |
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フォロースルーがないと何故直線的にずばっと水面に突き刺さるような角度になるかですが、ピックアップを斜め後方にするわけですから、それが反転するだけですので当然ですね。 ですから、竿の振り込む角度を10時の方向で止めただけでは、ちょっときつい角度で飛ぶのがわかりますね。 ですから、前方に伸ばして飛ばすために前方方向へのフォロースルーを入れるわけです。フォロースルーを入れることによって、前方方向に角度をやわらげるのですね。 ですから、フォロースルーを入れない振り込みも可能ではあります。 要するに10時で止めるのではきつすぎるわけですから、それよりも前の11時で止めるとかすればいいわけですね。 でもそれよりは、フォロースルーを入れながら竿を10時でとめる方が楽です。 キレイにターンオーバーした毛鉤が水面にポツッと落ちると気持ちいいですよ。 ターンオーバーが完了する前にハリスと毛鉤が水面にくしゃっと落ちてしまったり、あるいは、ターンオーバーして伸びきってしまったのに水面から50pもの高さに毛鉤があったりすると、へなへなですし、こういうのは面白くありませんし、その後の操作が難しいものになります。 これは実際にやってみるとすぐわかります。 これに関しては、別の章で説明したいと思います。 <蛇足ですが> ところで、実はわたしはハリスはトヨフロンハードの1.5号を使用しています。 テーパーラインテンカラをやられている方などはびっくりするようです。 そんなに太いハリスを使っているのですか?!なんですね。 なぜ1.5号を使用しているのかというと、たとえば1号ですと、綺麗なターンオーバーがうまくいかないんですよね、わたしの場合(^^;;; 綺麗なターンオーバーが出来るということは、ソフトなプレゼンテーションが可能ということですので、これはもう私にとっては非常に大切なんですね。 釣果に差が出ないか?ですが、関係ないと思っています、私は。 あくまでも、自然に流すことが出来ればいいのではないかと....。 <更に念押しですが> これで毛鉤がうまく飛ばないという人は、ピックアップとフォワードキャストのあいだに間を取ってみて下さい。 正式にはこれをポーズというようですが、うまく飛ばないという人はほとんどの人がぴしぴしと振り込みしていてポーズを取っていません。 ポーズというのは、ラインが後ろに伸びきるのを待つということです。 待ちすぎてラインがターンしてからフォロースルーに入るのも困りもので、これも飛びませんが普通はポーズがないために飛ばない事が多いようですので、御注意下さい。 <更に更に念押しです> バックキャストは斜め後方への意識を持って...と繰り返し説明していますがある雑誌を見たら、跳ね上げという言葉を使っていました。 確かにこちらの表現の方が分かり易い説明かもしれませんね。 先日、<そうめにすと倶楽部>のOLM(オフラインミーティングの略で実際に集まってキャンプなどを楽しむこと)で会員の皆さんの振込の実際を見ながら少しばかりレクチャーしましたけど、全く人それぞれ独特の振込で面白かったですよ。 とはいっても、大部分の方は最初の手ほどきをしたのは私なものですから少し複雑な気持ちもありましたけどね。基本的にはどんな振込をしても、とにかく飛べば楽しいし、それでいいのです。テンカラは結局<1人1派>といわれるように個性がでるものですからね。 が、飛ばないというときに基本に帰れる技術はもたないとどうしても技術的に安定しないようです。 加えて、立て続けに6人の方の振込を見て私にとっても勉強になりました。 飛ばないという方の振込に共通項を発見できたからです。 そういえばあまり注意して教えたことはなかったなあ...と気がつきました。 それは何かというと、結局、バックキャストというか跳ね上げなんですけどね。 それによっては、ポーズが無意味になるというか、逆効果になることもあるんだなあとわかりました。その説明をしてみます。 |




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ぴしっと振り上げ12時で止めてラインが後方斜め上に伸びるようにポーズを入れる。 理想を言えば、振り上げたとき竿は右図のように若干しなるはずである。 だから、12時まで振り上げると本当は振り上げすぎになる危険性がある。 できれば、そのしなりの分まで考え12時より若干手前で止められれば理想である。 ただしそれにばかりとらわれていては進歩しない。 慣れるまでは、気分的にほんの少し手前で止めるくらいのものでいい。 | ![]() |
| 振り幅が大きいときにポーズをとると、ラインが後方の斜め下方向に伸びてしまうために、 ポーズを取った意味がなくなってしまうし、ラインも思うとおりには飛ばない。 |
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おわかり戴けたでしょうか? 実際にぴゅんぴゅんという振込で上手く飛ばせる人もいます。 でも、基本は斜め後方へうまくラインを伸ばせるようなバックキャストが出来ているかどうかが大きなポイントになります。 ピックアップ(バックキャスト)の角度は以前竿をまっすぐに(12時)と表現しましたが、この表現では押さえが利かない人が多いようです。 角度は小さければ小さいほどいいのです。 11時で止められませんか? 11時で止めたつもりでも竿先は12時を越えてしなります。 私の推奨する斜め後方への跳ね上げを実行するには11時と表現した方がいいのかもしれません。 レベルラインはとにかく飛ばしにくいという意識もあるでしょう。 ですからぴゅんぴゅんとスピードをつけたくなる気持ちも分かります。 ですからどうしても大振りになるのでしょう。 でも、この角度が非常に重要であることはイラストを見ておわかり戴けたでしょうか。 ぴしっと跳ね上げるわけですけど角度は絶対に守って下さいね。 ですから、ぴしっと跳ね上げると表現はしても、竿がたわむほどの力を入れる事にはなりませんからね。 軽い力でやってみて下さい。 軌跡のイメージを頭に描いて軽いコンパクトな振りをやって見て下さい。 簡単じゃあないか?という方が多いと思いますよ(^_^) |
