扇引きという言葉をご存じかと思います。
誘い系のテンカラですと積極的に扇引きで流す釣り方もあるようですが、ナチュラル系のテンカラではあまり好ましくない流し方だと言えます。
ラインが引っ張られている→不自然に流れる→ポイントを斜めにあっという間に流れてしまう、ということでしょうか。
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流れに立ち込んで、BからAに振り込みを行えば、矢印方向に自然に流すことは比較的簡単にできますね。
ところが実際にはCからAに振り込むことが多くなります。
渓魚に警戒されるのはイヤですので出来れば流れに立ち込むのは避けたいですからね〜〜。
で、CからAに普通に振り込みますと当然ながら自然に矢印方向には流れず、弧を描きながら、B’方向に流れることになります。 ある程度はしょうがないのですが、出来る限りAからB方向に自然に流したいと私は思っています。 |

さて、CからAに普通に振り込みますと、体の向きも竿の向きも直線的にAの方向を向くはずです。 ラインも斜め上流に向かって直線的に伸びるはずです。 このラインの描くループというか軌跡を想像して下さいね。(図2のXの軌跡)

そして、Bに立ち込んでAに振り込みをした場合のラインの描く軌跡と比較想像してみて下さい。(図2Zの軌跡)
CからAに振り込むときに、BからAに振り込むときのようにラインが伸びたならば少し自然に流しやすいだろうとは思いませんか?
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ラインが斜めに突っ切るように伸びておらず、流れと平行にラインが伸びているように振り込むわけです。(図2のYの軌跡を参照して下さい。 少々デフォルメしてあります) これを実行できれば実際、非常に流しやすくなります。

困ったことに、表現力がないので上手く説明できないのですが、皆さん方の想像力をたくましくして読んで下さい。 かいつまんでまとめるとこういうことです。

- 体の向きはCからC’方向に、つまり真っ正面を向いたまま振り込む。
- 振り込みでフォロースルーするときに、斜め上流方向にくるっと竿先を回す感じで振り込みを行う(腕もくるっと上流方向に振る)

とにかくくるっと(腕を回しながら)竿先を回してゆっくり振り込んで見て下さい。 たとえば、上部の空間がないためにサイドスローで振り込みをやることはよくありますよね。 そういう振り込み方でもいいです。
とにかくBからAへ普通に振り込むときの軌跡に似せた振り込みを心がける事だけなんです、コツは。
完全に同じような振り込みは出来ないんですが、少し似せるだけでも効果がありますので色々やってみて下さい。

この振り込み方は扇引きをやわらげるだけでなく、ポイントへの滞留時間を長く取れるというメリットが大きいのです。 自然に流せる時間が取りやすい⇒ポイントを流れる時間が長く取れる、という訳です。 そうすることによって、渓魚の反応もゆったりとなるという効果がありますので、合わせが楽に出来るようになります。

この振り方を覚えると釣果が確実に安定します。 ぜひお試しあれ。

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