| (1)ピックアップスタート | (2)ピックアップ完了&ポーズ (ラインが斜め後ろに伸びるのを待つ)
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(3)振り込み
(1)からピックアップして(2)の状態から振
り込んだ場合、(3)のA・B・Cのケースが考
えられます。 【図3参照】

(3)−A:(2)から鋭角的に竿をスナップを利
かせて振り下ろした場合はこうなりま
す。フォロースルーがないか少ない場
合に起きます。【図4】参照
水面へのダメージというか刺激が大きすぎるし、飛
距離も伸びませんので釣趣に欠けます。先端部がく
しゃくしゃになる場合もあります。 が、風対策に
は有効な手段ですので意識的にやる場合はあります。
(3)−B:(2)から振り込むときに腕を前に突
き出す感じのフォロースルーを入れて、
角度をやわらげた状態で、理想的なソ
フトなプレゼンが可能になります。
【図5】参照
先端部が図のように奇麗にループを描いて飛びます。
(3)-Bの形でループが解けて、「(3)-B4」のその時
に毛鈎が着水するのが理想です。
こういう状態ならばですが、ソフトに、そして毛鈎とハリスの先端部だけの着水が可能です。 こういう軌跡を描いて毛鈎が飛ぶならば、余程変な毛鈎を使わない限り、必ずソフトな着水となるはずです。 しかも、毛鈎とハリスの先端部だけを水面に着けるという理想的な形が非常に取りやすくなります。 【図7参照】

是非、自分の竿&仕掛けでちょうどいい角度を探してみて下さい。 ラインに適度な張りをもたせながら自然に流すという操作が楽に出来ることでしょう。

角度を見つけよといっても、竿の角度を変えろといっているのではありませんよ、念のため。 竿の角度は45度なら45度でいいのです。(固定しましょう)
フォロースルーの方向(腕を前方へ突き出す角度)を下に向けたり少し上に向けたりして、角度を調整するのです。 その角度を見つけることが出来たらですが、案外軽い前振りでラインが、前方へするするっと伸びていくと思います。これは気持ちのいいものです。


(3)−C:これが、ヘナヘナコースです。
要するに、あまりにも遠くへ飛ばしたいと
いう意識が強すぎるのか、あるいは、角度
が甘すぎるというか。 【図6参照】
この状態では、ループが解けた時点で、水面に毛鈎
が着水するまでの距離がありすぎる事になります。
余程軽く振り込んだ場合でもヘナヘナですし、少し
きつい力で振り込みを行った場合には、先端部が
反転して戻ってくるだけでは済まずに、ラインすら
手元方向に引き戻されるでしょうから、完全にライ
ンの張りは消えてしまい、全体がくしゃくしゃになり
ます。
この角度ではいくら軽く振り込んでも理想的な形は取れないと思います。 これは、ソフトではなくヘナヘナです。

しつこいようですが、(3)-Bの形で軽く振り込むことがソフトなプレゼンと言えるのだろうと私は考えています。

※振り込みをして、ハリス全体やラインの一部ま
でも水面に着いた(だらっとなった)状態【図8】
から竿先を操作して毛鈎とハリスの一部だけ水面
に着いた理想的な形に修正するのは実際上は大変
です。
竿先を上げてラインのたるみを取り去るという行
為が<おつり現象>を引き起してしまうからなん
です。 これでは、何のためにレベルラインテン
カラをやっているのかわからないという状態にな
ってしまいます。
まあ、慣れた方ですと軽く竿先をホンのちょっぴりあおって、ラインのたるみを取り去り、かつ遠方に毛鈎を振り込み直したような形に修正は可能なのですがお勧めできません。

一方、振り込みで(3)-Bが出来ればその後の操作がきわめて簡単になるのです。是非お試しあれ。

(注)私の推奨するテンカラでは、少なくともライン
とハリスの結び目は空中にあるべきであり、水
面に着いた状態ではないことと考えています。
【図7】参照 →
ハリス全体があるいはラインの一部までが水面
上に垂れているようなテンカラはレベルライン
テンカラの利点を失います。
出来ればですが、毛鉤とハリスのごく一部のみ
が水面(水中)にあるように心がけて下さい。
きっと、ナチュラルな毛鉤操作が楽に出来るよ
うになります。
そして、それを実行するには(3)-Bの振り込みがポイントになります。
尚、もしもですが、右の図のようなループを描いて
飛ぶときには間違いなく前振りが強すぎ(早すぎ)
です。
<8月の源流に思いを馳せながら..今、山形は3月春近し>

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